今年は英語、中国語の勉強に力を入れることと漫画を描くことを目標にすることに決めたので英語の勉強をしている。 そもそも英語が苦手なのは高校の頃、過剰な効率厨で必要最小限の知識で英語の法則を理解して何とかテストを突破できないものかと策を弄して策に溺れていたからなわけで、もうさすがに人生経験も積んだので愚直に量を積まないとどうにもならないことがあることも分かっている。 言語(プログラミング言語も含む)は効率とか知識というより、ひたすら量をこなして慣れていくしかないと思っている。
やらないと決めたこと
で、自分の中でやらないと決めたことが二つある。
- TOEIC などの資格試験の勉強
- 本による勉強
1つめは自分のモチベーションの問題で、資格試験があまり好きではない。「TOEIC頻出の文法なのでこれを覚えておこう」みたいな勉強をする気持ちに今はなれない。 英語を勉強する理由はプログラミングを続けるうえで英語の能力を増やさないとどうにもならなくなってきているからであって、別に試験で点数を取るためではない。 試験で点数を取ることが結局英語の知識を増やすことにはなるのだが、僕の場合テスト勉強のモチベーションと能力を上げることのモチベーションが別なので、 ひとまず資格試験の勉強はしないことにした。
2つ目の本による勉強というのは、いわゆる受験英語の解説書など、本屋に行けば様々な本があるわけだが、まぁインターネットも十分盛んになっていて、 僕が学生の頃とはいろいろと状況がことなるわけで、語学の勉強をわざわざ本でやる必要もないだろうという考えだ。自分の中では「勉強=本を読む」という固定観念があったのだが、ここ数年でだいぶその考えも薄れてきた。(特定の考えにこだわってしまうのもASDの傾向故だろうか) そもそも語学は音も重要なわけで本による学習が適しているとは思えない。Duolingoなどの語学習得に適したアプリやYouTubeでの学習動画などが山ほどあるわけで、わざわざ本やCDで勉強する時代でもなかろう。 とはいえ、英文法などに関しては本で学んだほうが良いと思うので、これに関しては本を買ったりしている。
以前、たまたま買った次の本が結構面白いので読んでいる。

- 作者: 南谷三世
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2015/09/10
- メディア: Kindle版
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日常生活で使うことを想定した英文法の本なので、自分のニーズに合っていて勉強になる。例えば、 You は「あなたは」だけでなく「(一般的に)人は」という意味で使うこともある、などの解説があって学校の教科書的でないのが良い。
英語学習の目的
最近感じていることが二つある。
- プログラミングの学習をするうえで英語から逃げられなくなってきた
- 英語で情報を発信した方が何かと良い
プログラミングに関してはドキュメントが英語なのは当たり前だし普段からよく読むのだが、そういう範囲を超えて英語で情報を得なくてはいい加減ダメになってきた。 例えば、Clojureに関する書籍といえば、日本では2015年ごろからほとんど出ていないのだが英語では毎年数冊は出版されている。 今までも英語のIT関係の技術書を読むことはあったのだが、日本語で読むのに比べて3倍くらい時間がかかる上に理解度は半分くらいだと思う。 それに腰が重い。もっと積極的に英語の本やブログなどを読んだ方が得だと思う。当然だが、日本語は情報が遅い。
英語の記事を日本語に翻訳しているブログポストやQiitaの投稿をよく見かけるが、僕はあれがあまり好きではない。 英語というパイの大きい言語から日本語というパイの小さいものに変換して何の得があるんだ。 あれをやるなら日本語の記事を英語に翻訳してあげた方がいいんじゃないかとよく思う。 (僕が昔書いたHanamiとかTrailblazerとかの記事やDuct本も英語化したいのだった)
2つ目の理由に関しても、日本語話者でインターネットにかかわっている人というのは大目に見ても1億人に満たない(せいぜい5千万人くらいじゃないか?)わけで、それを相手に情報を発信してもやっぱりしょうがないよなぁという気持ちがある。 YouTubeを最近になってよくみるようになったのだが、やはり英語で情報発信するだけで再生数やチャンネル登録者数も変わってくるわけで、日本語というパイの小さい世界だけで生きていくのもつらいなぁという気持ちが大きくなってきた。
英語に関しては昔から苦手意識が強くて、普段の仕事で読むようなドキュメントに関してはgoogle 翻訳の力でかなり楽になったのだが、まぁそれでも勉強しようかなという気持ちになった。
やっていること
- Duolingo
- 『読むだけ なるほど!英文法』を読む
- scrapboxにひたすらメモする
- scrapboxで英語日記を書く
- Netflix でドラマを英語音声・英語字幕で見る
上記のようなことをやっている。読んでの通り、特別なことはやってない。
Duolingo
Duolingo というのは英語学習アプリだ。ゲーム感覚で読み書き聞き取り発音などが勉強できるので気に入っている。 こういうのが無料で使えるのは本当に便利になった。
『読むだけ なるほど!英文法』を読む

- 作者: 南谷三世
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2015/09/10
- メディア: Kindle版
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先ほども書いたが、実際に使うことを前提とした英文法の解説書なので新鮮な気持ちで読めてよい。 英文法の本なんておそらく高校以来読んでないので勉強になる。
いや、ほんともっと早く英語の勉強には力を入れた方がよかったのだが、いかんせんモチベーションがなぁ。。。
scrapboxにひたすらメモする
scrapboxは前々から気になっていたのだが、この機会に使ってみることにした。 新しいタイプのWikiのようなもので、メモ書きをハッシュタグでつなげることができる。 まだ使いこなせてないが、ここにひたすらメモを書いている。
scrapboxで英語日記を書く
力を入れてみたいことの一つにライティングがある。 高校英語というのはあまりライティングをやらない気がするし、僕もあまり英語を書いたことがなかったのだが、 自分が日本語でかいた技術的な記事を英語にしたいということもあり、今回の学習ではライティングを積極的に行うことにした。
ライティングを意識すると「あぁ、こういう言い回しをすればいいのか」という意識を持つことができたので自分に向いている気がする。 リーディングだけだと翻訳の正誤ばかりに意識がいってつらい。
Netflix でドラマを英語音声・英語字幕で見る
Netflixで見るような米ドラマにハマることが少ない(だいたい途中で飽きる)のだが、iゾンビというドラマがとても琴線に触れて、シーズン3まで見たが飽きずにいられているのでもうこれで英語の勉強をしようと決意した。
タイトルの通りゾンビものだし、ミステリーなのでちょっと特殊な言葉(薬品の名前とか)も出てくるので語学学習としていまいちかもしれないけど、フレンズとか見れる気がしないし見てて苦痛なドラマなら学習も続かないだろうからiゾンビで勉強することにした。 ビッグバンセオリーよりはましだろう。
一度日本語音声(僕は字幕を読むのが面倒くさいので基本的に吹き替えで見る)で見ているからストーリーはわかっている。 英語音声・英語字幕で見はじめたが案の定早すぎて聞き取りはうまくできない。 1字幕ずつとめて言い回しを調べてscrapboxにメモしながら何度も再生している。
Followed by a sudden desire to eat brains ... 「無性に脳が食べたくて仕方がない」みたいな絶対使わないであろう言い回しを勉強しているが、気にしないことにする。 まぁ、自分がゾンビになったら役に立つだろう。 アメリカは50年以上ゾンビを殺し続けている国なわけだし。
まとめ
まぁそんなわけで英語の勉強を始めた。どのくらい続くものかわからないが、昔よりはうまくやれるんじゃないだろうか。 自分の中でモチベーション維持に気を付けることが一番重要だなとも思っているので、知識や能力をあげることよりもそこに気を付けたい。