勉強の時間を確保できることが多くなっているので気になっていた本をいくつか読んだ。 基本的に流し読みなので詳細は飛ばしている。
JavaScript関数型プログラミング

JavaScript関数型プログラミング 複雑性を抑える発想と実践法を学ぶ (impress top gear)
- 作者: Luis Atencio,株式会社イディオマコムニカ加藤大雄
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2017/06/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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思った以上に本格的な関数型プログラミングの本で読み応えがあった。カリー化やモナドなどの話もあり、ちゃんとJSで動くようにしているのが良い。 Haskell好きな人にはいいんじゃなかろうか。
DOM操作とかAjaxとかJSでよく使う機能を手続き的なコードから関数型的なコードに変えていくという題材もあり、実用的なのがいい。 この手のテーマは「そりゃあ出来なくはないけど誰得なんだよ」で終わる話が多いけど、この本は結構実用的だと思う。 関数型プログラミングスタイルのJSをもっと習得したくなった。
失敗から学ぶRDBの正しい歩き方

失敗から学ぶRDBの正しい歩き方 (Software Design plus)
- 作者: 曽根壮大
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2019/03/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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RDBMSのアンチパターン集。PostgreSQLとMySQLの両方の例があり、パフォーマンス低下につながるようなものや本番運用に関するものなど一通りまとまっている。 ちょっと見落としがちな題材が多いので上手くまとまっていると思う。インデックスとかトランザクションとかの使い方の注意点がわかりやすくまとまっていたのも良いと思う。
Graph Databases 2nd Edition
Graph DB (特にNeo4j) をやってみたいので読んだ。リンク先から無料でダウンロード可能。 Neo4j 2.x 系の話なので内容はやや古いけど、たぶん基本的な話は3.x系も同じだと思う。
半分くらいまで読んで Graph DB の基礎が何となくわかったので後半は読んでない。 Neo4jrb のクオリティが結構高いようなのでとりあえずRailsで試してみている。
RDBMSではグラフやツリーを表現することに限界があるので Graph DB を上手く使えるようになると結構いいんじゃないかと思っている。 なんでもかんでも RDBMS でやるのもなぁ…という気持ちは以前からあったし。
ClojureScript Unraveled
ClojureScript をちゃんとやりたいので入門として流し読みした。 特に Clojure と変わらない話が中心だった印象。 フロントエンドに特化した話はライブラリなどを使いながら習得していこうと思う。 パラパラめくっただけなのでClojureScriptを触りながら読み返す予定。
基礎からわかる Elm

- 作者: 鳥居陽介
- 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
- 発売日: 2019/02/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Elmの日本語解説本で、かなり以前から執筆していた様子のものがついに出版されたようだ。 内容は初心者向けだけどしっかりまとまっていてよかった。 昔Elmを触ったことがあるけど、その頃よりもかなりシンプルで使いやすくなった印象を受けた。 公式サイトのドキュメントで説明が薄い部分を重点的にとりあげたとのことなので、公式ドキュメントと併用して読むとよいのだろう。
型は好きになれないけどElmは良さそうな感じがするので、Elmももっと触りたいなぁ。