上の動画で話した IDIY について書いてみようと思う。
IDIY は英文添削サービスで、書いた英文を講師が添削してくれる。僕が契約しているプランでは1日100単語までならサブスクの範囲で対応してもらえるので、ここ2週間ほど毎日英文で日記を書いて提出している。
どういう校正が来るのか?
例えば、僕が書いた英文がこれ。
I went a neighborhood library first time because I have moved this town 2 month ago. The library had 2 floors. There are magazines at first floor and books at second floor. I found a book which I read in childhood. I felt nostalgic and decided to borrow it. Next I picked up a book of Stephen King which I had seen the movie. I like his books and movies. His stories are not only horror but also impress me. Eventually I borrowed three books. I usually don’t read books so I want to make a habit to read.
これを一行ずつ校正してくれる。最初の2文の校正結果が次。
こんな感じで結構細かい指摘が来る。
正しく文章を書けているところでも、別の表現を教えてくれる講師も多いので勉強になる。
最終的に次のような文章になった。
I went to a nearby library for the first time because I just moved into this town 2 months ago. The library had two floors. There were magazines on the first floor and books on the second. I found a book which I had read in my childhood. Reading it again made me feel nostalgic and I decided to borrow it. After that, I picked up a book by Stephen King, whose movie adaptation I've watched before. In fact, I like both of his books and movies. His stories are not only scary but also inspiring to me. After browsing the library, I ended up borrowing three books in total. Reading books has never been a part of my interest, but I want to make it a habit.
lang-8やGingerと比べて良い点
似たようなサービスに lang-8 や Ginger などがある。
lang-8 はネイティブのユーザー同士がお互いの書いた文章を校正し合うサービス。僕としてはサイトのデザインが古いのが嫌なのと、ソーシャルコミュニケーションが面倒くさくて使っていない。あまり長い文章だと校正してくれないことも多いし、あんま勉強にならない気がする。
Ginger は自動でスペルチェックや簡単な校正をしてくれるサービスで、僕は IDIY と併用して使っている。Ginger は無料でも使えるけど校正する数に上限があるので僕は課金している。これは校正はしてくれるけど解説はないし、自動でやるのでちょっと間違っていることもある。
IDIYは英語の上手い人が校正してくれて丁寧に解説も付けてくれるので、いままで使った中だと一番満足している。
IDIYの価格は高め
正直価格は高い。 僕が契約しているのは 学べる定期券ライト定期券価格 / 1日1回100単語まで というコースなので12,300円(税別)が1ヶ月の料金だ。まぁ海外留学とか考えるともちろん安いんだけど、英会話スクールやDMM英会話よりは高い。DMM英会話が1日25分の会話プランで6,480円(税込)でiKnowまで使えることを考えるとやっぱり高い。サブスクで1万円を超えてくるとちょっとためらう。もともとこの値段の高さもあって躊躇していた。
価格については次のページに詳しく書かれている。解説なしや1日50単語までのコースなら安くできるし、月額以外の支払いプランもあるので、あまり利用しないならそっちのほうがいいと思う。
講師は日本人・ネイティブの2つが選べる
添削をお願いする講師は日本人とネイティブの2つが選べる。
日本人講師を選択した場合は日本語文もつけることができるので自分の英文の意図を伝えて間違いや微妙なニュアンスの違いを指摘してもらいやすい。
ネイティブ講師の場合は英文しか送れない。返事もすべて英文で返ってくる。たまに英文の意図がうまく伝わってないことがあって難しさを感じるけど、ネイティブっぽいのりの喋り方を見ることができるのはなんとなく楽しい。
DMM英会話と比べてどうか
DMM英会話は英文の校正はしない。英会話サービスなのでちょっと比較するのも違う気がするけど、英語学習という意味では同じなので比較してみる。
というのも、僕はDMM英会話に挫折した。一日25分喋れるコースを利用していたが、25分しゃべるのは結構しんどかった。やったあと「今日もうまく喋れなかった…」みたいな敗北感を感じて英語学習のモチベーションが下がった。僕の英語力ではDMM英会話はまだ早かったと感じている。日本人講師と喋っていたら違ったかもしれないけどそれはサブスクの範囲外の課金が必要なので、フィリピン人講師としゃべることが多かった。DMM英会話では一番安いプランだとネイティブではないが英語が流量な講師との会話しかできない。初対面の講師と25分会話を続けるのがそもそもしんどい。日本人相手でもしんどい気がする。教材を使う授業も受けることができるのだが、そうするとほとんど喋る時間がなくてもったいない感じがするので、果敢にフリートークだけやっていたのだが、今にして思うと無謀だったかもしれない。
会話より文章のほうが気楽
知らない人と話すのは結構難しい。何の準備もなしに外国語で25分話すのは僕には無理だ。予習をしてきても最初の5分くらいで話してそこから先はアドリブになることが多かった。そもそもDMM英会話は相手の講師が外国から話しかけてきているので、結構音声にノイズが乗っていて聞き取るハードルが高かった。話すとなると相手のノリとか性格とかも考える必要があって、そもそも僕は英語学習のためだけに知らない人と話すのがちょっとつらかった。
その点文章のほうが気楽だ。自分の日記を書いているので自分の話をすればいい。発音やリスニングについても気にしなくてもいいから、とりあえず自分のアウトプットの能力を相手にわかってもらうことができる。文章のほうが会話よりも細かく英語の誤りを指摘してもらえるし、記録が残りやすいから便利だ。
Language Exchange との比較
今年に入ってから Language Exchange にもう何度か行っている。週1くらいのペースで行けたらいいと思っている。 Language Exchange とは、外国語を勉強したい異国の人同士が集まってお互いに話す会だ。例えば英語と日本語の場合は、英語がネイティブの人(または同じくらい話せる人)と日本語がネイティブの人が集まって10分英語で話して10分日本語で話す、みたいな感じだ。meetup というアプリで Language Exchange のイベントを立てている人がたくさんいるので僕はこのアプリで行けそうなときに行っている。
Language Exchange は DMM 英会話と比べて複数人で話すのが良い。DMM英会話などの英会話教室は1対1で話すことが多いと思うけど、Language Exchange は基本的に多対多で話すから他の人の話を聞いて表現を学ぶこともできる。日本語でも話せるので英語だけで話すよりはちょっと気楽な気もする。
Language Exchange はオフラインの交流会なのでそこで友達を作りたいと思っている。顔を合わせたコミュニティなのでDMM英会話のようなオフライン上のやりとりより親密度が高いように思う。
Language Exchange は1回0~1,000円程度で参加できるのでかなり安い。
IDIY で書いた文章を Language Exchange の予習とする
IDIYで日記を書いているので、それを Language Exchange の予習にすれば会話がやりやすいと思っている。どうせ、週末何をしたか、みたいな話をするわけで日記に書いたことと同じことを話せば話題にしやすい。文章で表現して校正も受けているわけだから安心して話すことができる。100語くらい書いているとそれなりに話せる。
Language Exchange は勇気がいる
Language Exchange は勇気がいる。英語を話す勇気もそうだが、それ以上に日本人ではない人と話すことに対する勇気が僕にはいる。ノリが軽かったりテンションが高かったりする人も多くて、そういう人と関わることが英語と話すこと以上にしんどい。大げさなジェスチャーをされるとびっくりする。やめてほしい。途中で耐えられなくて帰ったこともある。普段関わらないタイプの人と関わるのは結構しんどい。
Language Exchange の会場はどうしてもガヤガヤする。僕は騒がしい場所が苦手だ。人の声がうまく聞こえなくなる。右耳の聴力が弱いこともあるし、カクテルパーティー効果がうまく機能しないせいでもある。ガヤガヤした場所で相手の声を聞いて、雑音にまえないように大きな声で話さなければならない。大きな声で話すのも僕はあまり好きじゃない。もともと声が小さいし、低いので通らないのだ。
それでも Language Exchange には行くことにした。英語日記のおかげで多少自分から話すことはできる気がしてきていることと、DMM会話よりは続けていけそうな気がしているからだ。Language Exchangeは上記のような理由でかなり行くだけでしんどいので、参加しただけで自分を褒めることにしている。ガヤガヤした環境が嫌いすぎて普段から電車に乗らず居酒屋にも行かなくなってしまったくらいなので、Language Exchangeの環境のストレスはかなり高い。
Hapa英会話でも英語日記を推奨していた
Hapa英会話のYouTubeを見ていたら、上記のような自分がやっていることをジュンさんが推奨していたのでちょっと自信を持った。俺は間違ってない!