タイトルのとおりですが、
- 英語日記
- 発音
この2つです。
まぁよくある「英語の成績最悪だった俺が海外と仕事できるくらいに英語上達した方法」みたいなタイトルでも良かったんですが、もっと結論重視の話をしようと思いました。 なぜならこんな記事は総じて個人の体験談であり、自分に当てはめることができるかどうかわからない話だからです。 実のところ受験英語で十分話せるようになったという人もそれなりにいるのだと思うし、そういう勉強方法が向いているならそれが一番良いでしょう。
というわけで、「俺の環境では動いたよ」話をやっていきます。
英語日記を毎日書く
まず日記を毎日書くができない人にこの方法は向いてない気がします。その時点でほとんどの人類に当てはまりません。 が、まぁ、僕の場合は意外と筆まめなところがあって毎日ではないにせよ日記をなんとなく書き続けておりますので、英語日記という学習方法がそれなりに向いていたわけです。
英語日記といっても僕の場合ちょっと工夫があって、数ステップにわかれます。
- 100ワード(I have a pen で4ワードみたいなかんじ)以内で日記を書く。難しければ 50 ワードでもいい。できれば毎日、難しければ週の半分くらい。
- 書いた英文を解説付きで添削してもらう。
- 添削された英文の解説を読んで英文を修正。
- 出来上がった英文を3回くらい音読する
- オンライン英会話などで話すときに日記の内容を思い出して話す(英会話は週1くらいでいい)
- 上記を繰り返す
添削は IDIY というサービスを使っています。
ちょっと料金体系が分かりづらいですが僕の場合「学べる定期券」「ライト」の「1日1回100単語まで」というのを半年くらい契約して、ほぼ毎日英語日記を提出していました。 IDIY は英検1級などをもっている日本人講師や英語ネイティブ講師に添削を依頼できるので非常に勉強になります。 IDIY については次の記事で詳しく書いたのでご覧ください。
英語日記をオンライン英会話の予習として活かす
英文を書いたあと音読して英会話に活かすという話は Hapa 英会話の Jun さんが紹介していて取り入れました。
たしかにオンライン英会話って週末やってたこととか趣味の話とかしがちなので英語日記で十分な予習になるんですよね。 自分の使いたい表現とかを予め予習できていると英会話がかなり話しやすくなりました。
英語が出てこない状態を脱する
オンライン英会話にチャレンジしたことがある人なら解ると思いますが、最初のうちはどんなに簡単な言葉であっても口から出てきません。 それこそ How are you? に対する返事一つまともにできないということもある気がします。
その状態をなんとか脱していかないと会話が成り立たないわけですが、僕の場合上記の英語日記による予習で自分の言いたいことについては話せるようになりました。 (これだけだとリスニング力は伸びないので相手の言ってることはよくわかりませんでした)
とにかくSVOCの順番で言葉を並べないと英文にならないわけで、これは日本語で言えば常に倒置法で喋っているようなものです。 その感覚がはじめ全くつかめなかったわけですが、英文を書くことで文法に対する意識が芽生えて少しずつSVOCで言葉が出てくるようになりました。
英文を書くことで文法を "使う" という感覚が身につく
学生時代、とにかく文法の勉強というのが嫌いでした。ルールがあるようで例外が多く、暗記させられるのが嫌でした。 しかし英語日記を書こうとするとどうしても文法を意識しなければなりません。 このとき初めて文法を "使う" という感覚が芽生えました。
文法を覚える、読解に使うだけではどうも不十分でした。 プログラミングをするときもそうですが、とにかく書いてみないと使い方がわかりません。
英文を書き「もっと格好いい表現をするにはどうしたらいいのか」「もっと適切な言い回しはないか」を考えると自然と文法や構文を覚えるようになりました。
また、 a と the の違いのような細かい指摘を受けられるのもの英文添削の良いところです。 会話ではここまで指摘されずなぁなぁになりがちなところが文章であれば見過ごされることなく指摘されます。
ELSA Speak で発音を鍛える
英語日記で英語をアウトプットすることはかなりできるようになりましたが、一方でリスニング力が上がっておらず、オンライン英会話をするとこちらから一方的に話すことはできるのですが、相手の言っていることがよくわからなくて適当に話をするということになりがちでした。 そもそも相手の英語の発音も国によって違いますし、マイクの音質も人によって違うので結構オンライン英会話は難しいように思います。
とはいえ、発音を練習していたらだんたん耳もなれてきてリスニング力も上がってきました。 やはり自分なりに正しい音を認識しておかないと聞き取りもできないということでしょうか。
シャドーイングとか自分の発音を録音するとかいろいろ方法はあると思いますが、僕の場合は ELSA Speak というアプリをずっとやってました。
ELSA Speak ではサンプルの英文を読み上げるとそれをAIが添削してくれます。かなり細かく添削してくれるので、日本人が苦手な L と R の違いなどはもちろんのこと曖昧母音や s, th, などのサ行系の音の違いなど幅広く練習することができます。 ぼくは上級者モードでやってるのでかなり厳し目ですが、辛い方は初心者モードからやると良いと思います。
まとめ
自分の英語力はまだまだですが、30歳前後で英語の学習をやっている割には能力として伸びてきたのではないかと思ってます。 ネイティブのスラング混じりで早い言い回しなんかは全然聞き取れませんが、non-native と仕事の話をするくらいはなんとかできています。
ここに書いてないことでやったことといえば英検の勉強をやっていたくらいでしょうか。それも準2級を受かっただけであまりきちんと勉強を続けられていません。 英検2級、準1級くらいまでは取りたいと思っているのですが。。。
はじめの頃は busuu というアプリも結構使ってましたが、だんだん問題と自分のレベルが合わなくなってきたので使うのをやめました。
英単語アプリを自作したりもしましたが、これも使ったり使わなかったりですね。。。良いアプリだと自負しているのでもう少し活用・アップデートしたいところです。
Lungage Exchange もよく参加しましたね。こうかくといろいろやってるなぁ。
なんにせよ、自分の学習の方針としては
- 学生時代と同じことをしない
- アプリや動画などを活用する (本だけで英語を勉強するのは無理がある)
- 続けられることをやる
この辺でしょうか。
それぞれが自分にあった勉強方法があると思いますのでなにか参考になれば幸いです。