DIYで作った木工作品が増えてきたのでポートフォリオを作ることにした。 ポートフォリオとはいわゆる作品集のことで、なんとなく美大生とかが持ってるイメージがある。 (エンジニア界隈でポートフォリオというと過去に作ったプログラムの一覧とかだったりする)
どうせポートフォリオを作るなら格好良くしたい。 木工作品がメインなので表紙と裏表紙も木で作ることにした。
作ったもの
早速だが完成品がこれだ。相変わらず途中経過の写真を取り忘れている。
ホームセンターで3mm厚のラワン合板が売っていたのでこれを使うことにした。 単に塗装して仕上げるだけでは寂しかったので、ハンダゴテでウッドバーニングすることにした。
ウッドバーニング
調べたところウッドバーニングは 500度くらいでやるといい感じに焦げるようだ。僕が使っているハンダゴテは温度調整機能がついていて、幸い500度は対応していた。
みんなこのハンダゴテを絶賛しているので迷ってる人はこれ買えば無難だと思う。 ペン先も変えることができるので本格的にウッドバーニングをするならウッドバーニング用のペン先を買えば細かい絵を書くこともできると思う。
ハンダゴテが問題ないことがわかったので、Wordで適当に文字を作って印刷した。 それをカーボン紙でトレースしてラワン合板に転写した後、ハンダゴテでウッドバーニングした。
文字数が少ないこともあり1時間ほどでウッドバーニング完了。
塗装
今回はツヤを出したかったのでニスを使うことにした。水性のウレタンニスを使っている。
ニスといえば油性一択という人も多いと思うが、いくつかの理由により水性を試してみることにした。
- 油性に比べて水性のほうが圧倒的に取り扱いが楽。筆洗ったりとか
- 塗料も進歩しているので水性でも大丈夫と信じたい
- 今回の用途的に屋外で使うわけでもないので多少弱くても問題ない
使ってみて思ったがやはり水道で気楽に洗えるのは圧倒的に楽だ。乾く時間も90分ほどで昔より早くなっている気がする。 400番のヤスリで削りながら2度塗りしたらいい感じになった。 ラワン合板がおもったより塗料を吸い込むのか、もう少し艶を出すなら3度塗りしたほうが良い気がしたが、面倒くさくなったので2度塗りでやめた。
塗装前はこんな感じの色なのでけやき色がはっきり出ている。クリアにするか迷ったが、けやき色の高級感がでて良いと思う。
内部のパーツ
100円均一でリングバインダー用のファイルフォルダとリングが売っていたのでこれを使うことにした。
印刷したものを入れるとこんな感じになる。100円で20枚シート入っていたので1シートに裏表で2ページ分入れるとすると、40ページは行ける。ポートフォリオとしては十分な量だと思うし、もっと増えたら追加もできる。
もう一度表紙を見るが、かなり格好良くできたと思う。これだけで作品として扱うことができるのでポートフォリオのインパクトとしては十分だ。 作品を増やして分厚くしていきたい。