馬場日記010「ガラスペン」

馬場日記010

以前の記事 で書いたように妻にガラスペンを買ってもらった。

私は文房具マニアで色々なペンとか画材とか持っているのだが、できるだけ使うようにしている。 買って使わないというのは一番やりたくない。

文房具沼はガラスペンの他にインク沼、シーリングスタンプ沼、シール沼など色々あるが、 ガラスペンはかなり高級な部類に入る。 3,000円くらいから20,000円くらいまで様々だが、基本的に職人さんが手作業で作っているらしく、 ペン先の書き心地とか微妙な太さとか全部違うようだ。

↓参考

ガラスペンは都度インクにつけて書く必要があるので、ペン先を洗うようの水も用意する必要があって、 ぶっちゃけかなり手間だ。外出先で使うには不便すぎるので基本的に家でしか使えない。 書くことができる文字も万年筆やボールペンに比べると太く、1.0mm くらいある。 日本語は細いペンで書いたほうが綺麗に見えやすいように思うので、太字だと本当に上手じゃないと綺麗に見えない。 そもそもガラスペンはボールペンが開発される前に使われていた物らしく、 実用性で言えばそれらに全く敵わないのだが、 その見た目の美しさとレトロブームで最近とても人気だ。

私も存在はそれこそ子供の頃から知っていて、ある意味ずっと憧れていた品だったのだが、 文具としてはちょっと高すぎるということもあり、店舗で眺めるだけにとどめていた。 妻から「買ってみたら」と言われて、ちょっと嬉しかった。 憧れの品を実際に使ってみるというのは結構いい経験だなと思った。


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